特定非営利活動法人マザーズサポーター協会

自立を育てる 相手の主体性を引出し、相手と関係を築く自立型支援方法

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子育て講演会 講師からのメッセージ

PTA講演会で講師というご縁を頂いて

 

PTA講演会講師 菅野 美樹


         <講演会の様子>

         

PTA講演会講師のご依頼を、神戸市・姫路市・小野市・加古川市・尼崎市(兵庫県下一円)など、さまざまな地域の保育園・小学校・中学校からいただきます。

PTA講演会のテーマとしてご要望が多いのは「子どもの効果的な叱り方」・「自分で未来を切り拓く子を育てるために」です。
やはり、これからの時代を生き抜くために、子どもたちには、力強く歩んでいって欲しいという保護者のみなさんの切ない思いが聞こえてくるように感じます。

PTA講演会テーマのひとつである「効果的な叱り方」の関わりは、生き抜く力を育てることに大いに関係しています。しかし実際には、なかなか難しく感じることはありませんか。

親にはわが子への思いがあるものです。ついつい言い過ぎてしまったり、できているところではなく、できていないところばかりに目が行きがちです。
しかしそれは、少しでもわが子に良くなってほしいという親の思いからではないでしょうか。

私も2人の子をもつ親として、どんなに時代が変化しようと、「自ら考え、選択し、他人のせいにすることなく生きていってほしい」と願っています。 PTAの講演会では、できるだけみなさんに主体的な参加をお願いしています。 それは、コミュニケーションは実践できてはじめて役に立つものだからです。


実際に参加者のみなさん同士で、実践型ロールプレイをしていただくことによって、気づいていただけることもたくさんあります。

少し戸惑いながら取り組まれても、終わったときには「参加者同士で意見を共有することで、いろいろな気づきがあった」という声をたくさんいただきます。 講師として、参加者のみなさんといっしょに考える場をつくり、これからもひとつひとつ、ご縁を紡いでいきたいと思います。

 

 

PTA講演会講師をして気づいたこと ~ 「子育て」は、終わりなき一大事業?!~

 

                       PTA講演会講師  山本 伸子

PTA講演会講師として関西(神戸、姫路、加古川、兵庫県内など)一円でお話をさせていただいて約10年。

私自身の子育て歴も、孫育てを含めると、もうかれこれ35年近くなります。10年ひと昔とよく言いますが、35年も経つとその時々の「子育てスタイル」の変化を感じます。

「子育てスタイル」の変化は社会の変化、とりわけ生活スタイルの変化が大きな要因ではないかと思います。「祖父母・父母・子ども」の三世代同居が主流で、ご近所付き合いも盛んだった頃は、子育ての担い手は母だけではなく、おじいちゃん、おばあちゃんやご近所さんも含め、目をかけ気にかけてくれる人が周りにたくさんいましたね。

その後、核家族化が進み女性の社会進出も盛んになると、子育ての担い手が母だけではなく、父も同等の担い手となり、「夫婦で子どもを育てる」というスタイルが定着し、今ではお父さんが抱っこひもで子どもと二人で外出している姿も珍しくなくなりました。

また、講演会講師としてお話をさせていただくようになって「子育ての方法」が、「厳しく育てよ(甘やかさない)」「手をかけすぎない子育て」「子どもに寄り添う育児」「褒めて育てる」「叱らない子育て」・・・と、社会の背景を反映して移り変わっていることも感じるようになりました。

そもそも「子育ての方法」に「これだけが絶対正しい!というものはない」とわかってはいるものの、私自身も子育て中にどうにもこうにも煮詰まってしまった時には何かにすがりたくて、中途半端に色々試しては、子どもから見事にしっぺ返しをくらって撃沈したことが多々ありました。

特に思春期には、そんな経験からの反省もままならないうちに、すぐに新たな問題が起こり、一人(兄)に気がいっているとその間に一人(妹)が何かをしでかして・・・と気の休まらない毎日が続いて、「うちの子だけどうしてこうなの?」「私、どうすればいいの・・・」「このままどうなってしまうんだろう・・・」などと心細くなったこともありました。

が、不思議なことに親として「何とかしなくちゃ・・・」ともがいていた怒涛の思春期は、子どもの成長と共にいつの間にか通り過ぎ、子ども達は大人になり、今では二人とも一児の親となって子育てに追われる毎日を送っています。まさに巡り巡る人類の歴史ですね・・・

そう考えると、「生活スタイル」や「子育て法」は色々変化しても、子育て中の親の心配・悩み・気がかり・苦しみ・悲しみ・嬉しさ・楽しさ・喜びも、そんなに大差なく巡っているように思います。

ましてや「子どもの幸せ」を願わない親はいません。
それ故、親は子どものことが気がかりで、子どものために・・・と一生懸命に奔走するのですが、時には空回りたり、激突したり・・・と、うまくいかないこともあるかもしれません。
でも「子育て」は、親のそんなこんなの止むことのない関わりの積み重ねであり、その紆余曲折の経験が「人を作る基」として子どもに伝わっているものだと私は感じています。

また、とても悲しいことですが、「いじめ」で心が傷つき、時には自ら死を選んでしまうという事件が後を絶たない現実があります。誰もが望んでいない現実なのに、なかなかなくすことができないジレンマや悲しみを覚えますが、悲観してばかりいても何も変わりません。

そんな現実も、社会全体をすぐに大きく変えることは難しいかもしれませんが、まずは周りの大人が(誰でも)「子どもの変化を見逃さず、何かあった時に迅速且つ真剣に向き合い関わる」意識を持っていることが、改善に向けての小さな一歩に繋がって変えていける・・・と。

PTA講演会では講師としてそんな思いを胸に、「親」としての一大事業である「子育て」のヒントにしていただけることを一つでもお伝えできたら、と願いつつ、私の一大事業もまだまだ続きます・・・

PTA講演会 未来を切り拓く 講師としての想い

 

                   PTA講演会講師 草刈 博美

PTA講演会において兵庫県下(神戸市、姫路市、加古川市など)「自分で未来を切り拓く子の育て方」というテーマでお話することが多くあります。
可愛い子どもの将来が不安、これからの厳しい社会の中で自立してしっかり歩いてくれるだろうか…等々、親だからこその悩みは尽きません。

「思春期」になると子どもは、身体的・精神的な様々な変化に自分でもついていけず、不安になったり、わけもなくイライラしたりします。そんな子どもの様子に親も不安を感じたり、どう対応したらよいのかわからなくなることもあるかもしれません。

私もそんな親の一人でした。長女が中学校3年生間近になり進路指導が始まるのに、娘はまともに話もしてくれない… 勉強も進んでいないようだし、この先の進路や将来についてどう考えているのだろうと、親として不安が募る一方でした。そんな時、娘の学校のPTA講演会で「子どもに勉強しなさい!勉強しなさい!と言ったところで勉強しない。

将来どんな人になりたいか、そのためにどうしたらいいかを、子どもと考えてください」という講師のお話を聞きました。(現在はPTA講演会で私がその話をしています。)

親は子どもをコントロールできません。未来を歩くのは子どもです。「自分で未来を切り拓く子ども」を育てなくてはいけません。
親に出来ることはしっかりとした子どもの「選択力」をつけてやることです。
その選択をした先はどうなっていくのだろう…と、未来を想像したうえで、納得のいく「選択をする力」がとても大切です。自分で考え、人生を切りひらいていく力は、生きる上で本当に必要です。
自分で夢を持ち、その夢をかなえるために、自分自身の足で歩いて行く力のある子ども「自立力のある子ども」を育てたい。親としてどう関わればよいのか…
例えば第1子が15歳なら親業も同じ15年、親子共々初めて経験することばかりで悩みの連続だというお声をPTA講演会でよく耳にします。

PTA講演会の講師として私自身の経験も交え、広い未来に向かって自分自身ができることは何かと考え、地に足をつけて進む人に育てるためにどのような関わり方をしたらいいのかなど、PTA講演会では子どもを育てるための関わり方を判りやすく、実践やゲームを交えてお伝えするとともに、子どもへの悩みだけでなく親(保護者)のみなさんの様々な悩みも共に考え、お答えしていきます。

 

 

思春期の子を持つ現役の母が、PTA講演会の講師を務めて感じたこと

                       PTA講演会講師 法貴かおり

私たちNPO法人マザーズサポーター協会は、その名の通り、もともと子育て支援から始まったNPOです。そのため、神戸、姫路、明石、高砂、西宮、大阪と、主に関西各地の学校や幼稚園の、PTAの役員をしている方々から、保護者向けの講演会のご依頼をよくいただきます。
私は、協会の認定講師としての活動を始めて8年になりますが、つい最近まで、PTAからご依頼いただく子育ての講演会の講師をお引き受け

したことがありませんでした。何故なら、私自身が日々子育てに悩んでいる「現役の母親」だからです。「こうした方が良い」と知っているのに、なかなかできない。良くないとわかっていても、つい感情的に怒ってしまう。そんな失敗だらけ後悔ばかりの母親が、おこがましくも皆さんの前で、何をお話ししたらいいのか、という思いをずっと持ち続けていたからです。

しかし、昨年の夏、姫路市の中学校のPTA役員の方から、「自分で未来を切り拓く子を育てる」というテーマで、保護者向け講演会の講師派遣のご依頼があった時、ふと「やってみよう」と思いました。決して、急に子育てに自信が持てるようになった訳ではありません。同年代の子どもを持ち、日々子育てに悩んでいるそのままの私で、お話ししてみようと思ったのです。そして、講師を務めさせていただくことになりました。

子育ての情報は、今、あふれるほどたくさん身近にあります。私たちはついつい「こういう時は、こうする、こう言う。」というHow toや、「正解」を求めてしまいがちです。そして、思い通りにならない子どもに苛立ったり戸惑ったり、正しい関わり方ができない自分を責めてしまったり・・・。真面目で勉強熱心な親御さんほど、そういう傾向が強いように感じます。
当協会の理事長喜田の「子どもは、親を許す天才」という言葉が、私はとても好きです。親も人間、失敗だってします。時には親も子どもに対して率直に謝り、許してもらいながら、子どもを育て、自分も成長していけたらいいのではないかと思うのです。

姫路市の中学校の講演会では、私も日々迷い、悩みながら子育てしているということや、失敗談もお伝えしました。保護者の皆さんからは、「気が楽になりました」という感想をいただき、好意的に受け止めていただけたようでした。もちろん、失敗談だけでは参考にならないので、自分で考え、困難を乗り越えていける子どもの力を育てるために、親として意識したいことや、効果的な関わり方についても、ワークを交えて体感していただきながら、お伝えしました。

一生続く親子関係、色々な時期があります。特に、子どもが中学生から高校生にかけての思春期は、親にとっては大変な時期になることが多いものです。なんだか上手くいかない、「どうしたらいいのだろう?」と悩んだ時、「今は子どものどんな力を育てる時なのか?」「そのために、自分がどう関わることが効果的なのか?」と自問し、自分の行動を決めていけたらいいですね。もちろん、いつも上手くできなくても、自分を責めたりせずに・・・。そうやって、私自身も、この時期を乗り切っていけたらと思っています。

 

 

 

 

PTA講演会講師として、今、お伝えしたいこと

                       PTA講演会講師 内田潮路

PTA講演会講師として、神戸市、姫路市、川西市、西脇市、宝塚市、大阪など関西一円の幼稚園、小学校などから、ご依頼を頂いています。「自分で考える子を育てるために」「子どもの上手な叱り方」「こどもの生きる力を育てる」など、その時々で、保護者のみなさんのご要望に沿ったテーマで講演をさせていただいていますが、どの会場でも、お子さんを想う保護者のみなさんのお気持ちが、ひしひしと伝わってきます。

「将来、ちゃんとした大人になってくれるだろうか?」「親として、今、何をしたらいいか?」「どのように叱ったらいいのかわからない」など、悩みや想いはみなさん、共通のものがおありです。

私も二人の男の子を育てましたが、何か問題があるたびに、自分の子育ての仕方は悪かったのか?と思い悩みました。本を読んだり、セミナーを受けたり、子育ての先輩の話を聞いたり…、いつも、もっといい親になるにはどうしたらいいのか?と情報を求めていました。今や二人の子ども達も成人し、それぞれに家庭を築いていますが、今になって、私はようやく気付いたことがあります。
それは、当たり前のようですが、子育ての目的は「子どもの自立」だということです。こんな当たり前のことを、私は子育て中の忙しい日々の中では、ほとんど意識していませんでした。もちろん、子どもの成長に喜びを感じ、だんだん大きくなっていく姿にたくましさも感じていましたが、“子どもが自分の力で自分の人生を切り拓いていく”という「自立」を促すために子育てをしているんだという明確な意識は持っていませんでした。
もし、あの頃、そのことをはっきりと自覚していたら、目の前に起こる困り事に“これは大変だ、早く解決しなきゃ!”と一時しのぎの解決策を求めてはいなかったかもしれません。なにか困難にぶつかった時、誰かのせいや、何かのせいにすることなく、“どうなればいい状態になるのか、そのために自分にできることは何か”を考え、そこに近づくために、ひとつずつ行動していく…。そんな自立した人になってもらうために、今、私がしていることはその方向に向かっているだろうか?子どもの考える力を奪っていないだろうか?…と、立ち止まる時間も持っていたかもしれません。
PTA講演会では、あの頃の私に伝えるつもりで、「子どもの自立」を促すために、私たち大人は、何を意識し、具体的に何をしたらいいのかをお話しています。
「自立」していくためには、自分で考え行動していくことが必要です。“自分で考える”人になるためには、何より“考える場”を作らなくてはなりません。まずは、子どもの話を「聴く」ことが、そこに繋がります。特に何かあった時には、子どもの話を遮らず、どんな気持ちでこの話をしているんだろう?どんな想いがあるんだろう?と言葉の奥にあるものを聴き取ろうとしてみましょう。そんな聴き方をしてもらうと、子どもは「大切にされている」と感じ、自己肯定感が高まると共に、自分の言葉を自分で聞いて、問題が何かがわかり、やがては解決策まで自分で見出すこともできます。
今や、わからないことがあると、周りの人に聞かずとも、SNSやネットでいくらでも答えが出てきます。子育てに関することもたくさんの情報があります。行き詰った時には、そうして外に答えを求めるのも突破口になることもありますが、一度、目の前の子どもの「声」をじっくり「聴く」時間も、かけがえのない親子の時間になり、子どもの成長の大きな手助けになるのではないでしょうか。
PTA講演会で、今、まさに「子育て」に向き合っていらっしゃるみなさまにお会いし、 今以上に、子育てが豊かな時間になるようなお手伝いができればと思います。