講演会講師として篠山市ファミリーサポートセンター様から「子どもの叱り方」という内容でご依頼をいただき、7月13日にフォローアップ研修「心に響く叱り方」として実施させていただきました。 当日参加して下さったのは、現役の子育て世代の方はお一人で、あとは豊富な子育て経験をお持ちの協力会員の方々だったので、「他人の子どもをどう叱ればよいのか・・・」という視点を交えてお話させていただきました。 実際にはファミリーサポートの現場では、子どもと接する機会も時間も短く「安全に楽しく」が最優先されるので、「子どもを叱る」ということは稀なようですが、孫育て応援団の方が多数おられたので「子どもの叱り方」もお伝えしました。 そのうえで、「子どもが主体的に改善できるよう成長を支援すること」を目的とした効果的な叱り方の一つである「子どもの思いを聴く」ということを、「子どもを叱る」という場面だけではなく子どもとの関わりの中で大切なことの一つとしてもお伝えしました。 子どもとの何気ない会話も、「どんな思いでこの話をしているのかな?」「楽しかったんだなぁ・・・」「寂しかったんだな・・・」等々・・・その思いを丁寧に聴こうとする意識があると、子どもには「安心感・満足感・大切にされた感」が生まれ、自己肯定感が育まれや信頼感が生まれます。 限られた時間の中で第三者としてのこんな小さな関わりが、一時でも子どもの心の拠り所になったとしたらこんな嬉しいことはないですね。地域で子どもを育てる醍醐味ってこんなところにもあるのではないかと私は思っています。 ご参加くださった皆さま、暑い中どうもありがとうございました。 担当講師:1級ホルダー 山本 伸子 |
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