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子どもの成長を促す「効果的な叱り方」

カテゴリ : PTA講演会

PTA 講演会として、大阪府貝塚市教育委員会からご依頼をいただき、講師を務めさせてい
ただきました。
同市では、子育てに関する研修会として、市内の小学校PTA 合同で毎年さまざまな勉強会
を実施されています。表題に関心を持ってくださった方が多く、たくさんのお申込みをいた
だき、当日急きょご参加くださった方もいらっしゃいました。また、事前にお受けした子育
ての悩み、お子さんに対する叱り方に関する質問もたくさんいただきました。

「つい感情的になって叱って後で後悔する」「兄弟間で比べて叱ってしまう」「上手な叱り方
を学びたい」という方が多く、親の役、子の役を体験してもらうロールプレイングをさせて
いただきました。

皆さんにロールプレイングを実践していただく前に、講師が前でよくやってしまいがちな
「あまり効果的でない叱り方」のデモンストレーションをさせていただいたのですが、「私、
同じこと言っている」という声も出て、ご自身の叱り方を客観的に見つめていただいたよう
でした。そして、「あまり効果的でない叱り方」「効果的な叱り方」をロールプレイングで体
験していただくと、みなさん、口々に感想を述べられ、だんだん納得のいく表情に変わって
いかれたのが印象的でした。

以下のような感想をいただきました(アンケートより一部抜粋)
☆子供の事ばかりでなく、自分の行動も見直して、親子で成長したいと思いました。もっと
 子供の思いを聴き、自分の態度も改め、一緒に改善していくようにしてみようと思います。
☆感情的に叱られても、身に入らず、記憶にも残らず、理詰め説教をされても、うるさいと
 いう思いが湧いて、結局反感しか生まれませんでした。大変参考になりました。
☆小学生のうちに子供とより良い関係を作っておこうと思いました。また、自分で考えさせ
 ていなかったので、考えさせるようにしようと思いました。
☆私の怒り方の出方ひとつですごく変わるなと思いました。一方的に自分の感情をおしつ
 けてしまうのは、自分がすっきりして子供のことを考えれていないなとハッとしました。
 子供の声を3 分でも聞いて、寄り添ってあげようと思いました。

担当講師:1 級ホルダー 土元紀子

 
         講演会写真  
2019-03-07 21:40:13

自分で考えて、自分で決める子を育てる親の関わり方

カテゴリ : PTA講演会
講演会講師として、私立親和中学校(中高一貫の女子高)のご依頼で昨年の2学期に引き継ぎ、3学期にもご依頼を頂き、今回は私が講師をさせて頂きました。
 
思春期を迎え、私達、親の心配も多種多様になってくる時期かと思います。
例えば、今問題になっているスマホとの付き合い方もその中の一つではないでしょうか?
子ども自身も、色々な事情もあるとは思いますが、中には触らないではいられない様な状況になっている事もあるのではないでしょうか。
スマホに限らず、これから先も色々な事が目の前に現れて来る事と思います。
子ども自身が、自分で考え自分で決める(自己管理)力を付けるために、今回は自己管理を育む問いかけをワークで、実践して頂きました。
 
①   現実を知るための問いかけ  ②目指す姿をイメージして貰う問いかけ
②   行動(スモールステップ)出来る様な問いかけ   等
 
一度や二度ではなかなか上手く行かない事があると思いますが、何度も繰り返していくうちに、この様な思考を身に付きけて頂き、問題を解決していくヒントにして頂ければ幸いです。
 
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
 
担当講師:1級ホルダー 木村光江

               レジュメの一部 ↓
 
          講演会レジュメ  
2019-03-06 17:16:17

思春期女子とのコミュニケーション術 ~見守る・伸ばす・支える~

カテゴリ : PTA講演会
講演会講師として、私立親和中学校(中高一貫の女子校)のご依頼で、保護者を対象にしたセミナーに登壇させていただきました。
 
テーマは思春期のお子さんとのコミュニケーション。
 
急に口数が少なくなった子どもに気を揉んだり、辛辣な一言に思わずカッとなったり・・・。思春期は親にとって、心穏やかではいられないことの多い時期です。
しかしそれは、見方を変えれば、親子関係を見直す好機でもあります。
 
小学生の頃、特に中学受験のときは、親が「指示する・解決してあげる・お膳立てする」という調子で、親子二人三脚で乗り切った方も少なくなかったと思います。
 
しかしこれからは、子どもが自立していけるように、親の役割や立ち位置を「見守る・伸ばす・支える」へと切り替えていくことが必要です。
 
程よい距離感を保ち、成長をサポートしていくには、どのような意識でどうコミュニケーションを取っていくことが望ましいのか。この時期の女の子に起こりがちなトラブルを踏まえながら、ワークを交えて体感的に理解していただきました。
 
以下のような感想をいただきました(一部抜粋)。
 
☆学校生活のことをあまり話さないので心配でした。
 聞いているつもりでも、娘の話をしっかり聞いていないと気づかされました。
 答えを与え過ぎず、寄り添うように支えたいと思います。
 
☆娘の友人関係のことが気になっていました。
 コントロールできること、できないことを知ることができました。
 とても具体的なやり方を教えていただいたので、やってみようと思います!
 
☆どうしたら娘が自立に向けて歩んでいけるのか悩んでいました。
 まず会話をするときに「未来肯定」するように気を付けていきたい。
 プラスの声かけ、見守ること、心に留めて娘と過ごしたいと思います。
 
担当講師:1級ホルダー 法貴かおり


 
            
2019-01-09 09:50:18

いじめ・不登校を考える


 講演会講師としてのご縁が繋がって、12月1日に伊丹市中央公民館 家庭教育支援事業として開催された「元不登校児が語る こころの授業」の二部(対談)で司会をさせていただきました。
 
一部は不登校を経て進んだフリースクールで出会った三人が1998年に結成したJERRY BEANSというバンドの演奏・講演「いじめ・不登校を経験した僕たちからのメッセージ」。
 
JERRY BEANSは双子の兄弟である山崎史朗・雄介さんと八田典之さんからなるロックバンド。
三人ともが小学校高学年から中学校3年生まで不登校でひきこもりだった時期もあったが、奇しくも同じフリースクールで出会い音楽が趣味ということから絆が生まれ、自らの経験からなるメッセージを語りと音楽で伝える「講演ライブ」スタイルで、滋賀県を拠点に全国の学校や施設を中心に活動されています。
 
実際のライブでは歌詞が後ろのスクリーンに映し出され、彼らのまっすぐな思いや生きることの大切さなど未来へのメッセージがストレートに伝わってきて、大いに盛り上がりました。
 
二部の対談では、JERRY BEANSさんと共におおさか教育研究所相談員の村上公平さんにも加わっていただき、それぞれの体験や立場(親・子)から「いじめ」について考えていきました。
 
最近ではネットの発達により「いじめ」が昔に比べて巧妙かつ陰湿になってきていて、なかなか表面化しづらく、自ら命を絶つ子供が後を絶たない悲しい現実があります。
 
そこで実際にいじめや不登校を経験した子どもの思いや、それを何とかしたいと共に苦しんでいる親の思いなどを掘り下げていきましたが、親子の思いの違いやお互いを思いやるからこそ生まれてくるひずみなど、改めて考えさせられることがたくさんありました。
 
そんな中で語られた言葉。(内容抜粋)
 
「僕たちは不登校を乗り越えたバンドと紹介されることが多いけど、僕は不登校を乗り越えたんじゃない。学校に自分の居場所が見つけられなかった僕には不登校は自然なこと。学校に行けないのがダメなことでも悪い事でもない。だから乗り越えるという表現は本当はしっくりこない」
 
「お母さんはいつも僕のために何かをしてくれた。それはとても嬉しかったけど、そんな思いをさせているんだという苦しさもあった。でもある日お母さんが自分が好きな美術館に一緒に行ってくれる?と僕に頼んでくれた。それが、僕もお母さんの役に立てるんだ。僕にもできることがあるんだ!と思えてとっても嬉しかった・・・」
 
小学校の時に長女が不登校だった経験がある私には思いもよらぬ言葉で、子どものいじらしさ・親を思う優しい気持ちなど色々な思いが湧いてきて心を揺さぶられる言葉でした。
 
その他にも心に届く言葉はたくさんありましたが、最後に自分一人ではなかなか抜け出せない苦しみ・悲しみの中にいる子どもたちに「今、大人ができること」として・・・
 
「何があっても子どもの命を守る!」こと。そのために「子どものちょっとした変化を見逃さない目」と「子どもの言葉の裏に隠れている本当の思いを聴きとろうとする耳」を持って子どもと向き合い、「どんなあなたでも、いつでも私は(お父さん・お母さん)あなたの味方だよ」ということを色々な形で伝え続けることが、JERRY BEANSさんのように何があっても自分の人生を自分で歩いていく“生きる力”を育む一歩に繋がっていくのではないか・・・とお伝えし、二部も無事終了しました。
 
担当講師:1級ホルダー 山本 伸子


 
           
2018-12-07 21:04:08

豊かな人間関係を築くために

カテゴリ : 講演会講師からのメッセージ
講演会講師として、小野市役所さまからのご依頼で、介護職の方、一般市民の方など多くのみなさまに
「豊かな人間関係を築くために」をテーマにお伝えいたしました。
実際に介護の現場や、ご家庭でも活用していただけるように、傾聴のコツ、またタイプ別アプローチを知ることで、日々の人間関係にお役立ていただけたらと思います。
 
 
【アンケートより抜粋】
・タイプ別の傾向がわかりすごくおもしろいなぁと思いました。自分のタイプ以外の考
 え方や感じ方があることを念頭におき、対応していきたいと思いました。
・思うようにならなくて当然。楽しく勉強になりました。
・コントロールできるものとできないもの、他人はコントロールできないと常に頭に入
 れて対人援助していきたい。
・コミュニケーションは聴くことから始ること。タイプによっての言葉かけ勉強になり
 ました。
・職場での人間関係の悩みも少しましになりそうです。
・体験型研修→学びが多くありました。
・利用者との関わりとスタッフ間での関わりどちらも取り入れ、思い出して、失敗する
 こともあると思いますが自分と人とのコミュニケーションに役立てたいと思います。
・コントロールできることは未来、自分の行動であることを意識したいと思います。
・変われるのは自分だけ納得です。
・人はコントロールできない他人は変えられない。人はみんな違う。やはりコミュニケ
 ーションは大変大切だと勉強になりました。
・相手のタイプを思って関わることで日々の支援の悩みが減るかもしれません。
・今回の話は本当に思い当たることが多く実務的でした。今後の仕事に役立てます。

 担当講師:1級ホルダー 菅野美樹 


 
          講演会の様子  
2018-12-04 20:47:02

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